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2016.01.04

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魚健ブログ 若旦那劇場 第12話

さてさて喜び勇んで一路山口へ向かった若旦那ですが、今回も「旨い魚」に出会える保証などありません。
ましてや魚の仕入れともなると仲買人や水産加工などの「専門職」に会うのが必要不可欠であろうかと
思うのですが、若旦那に山口県の知人など一人もなく、その「専門職」に会うことすら困難でありました。
案の定、喜び勇んで走らせた車中で「まずは何処に行こうか」と悩む若旦那でありましたが、
とりあえずは「第1回旨い魚視察旅行」で降り立った豊北町へと車を進めました。
豊北町の海沿いを走っていた若旦那ですが、道沿いに大きな船が何隻も停留しているのを見つけます。
「ひょっとして」と思い港の中へ入っていくとそこは特牛という港でした。しかしそこに魚は無く競りも終わったのか
人もまばらでした。それでもその中に仲買人風の一人の男性を見つけその男性に声をかけてみました。
その男性の年格好は自分よりも少し若そうな、ジャニーズ系のかわいい好青年でありました。
しかし「いやいや、自分も負けていない」と思いながら声をかける若旦那は、史上稀にみる「ナルシスト」でもありました。
そしてその男性に聞くところ、特牛港には瀬つきあじの水揚げは少ないがイカの水揚げはかなりの量だということでした。
お目当てのものとはいかなかったのですが、その青年と名刺の交換をすることができた事で
「第2回弾丸ツアー」をある意味満足してしまうのです。
その後若旦那は道路標識に「角島」と書いてあるのを見つけ、「島に行けば魚に出会えるかも」と思い
角島とやらへ車を走らせることにしたのです。その島へ渡るために本土から島へ架かる「角島大橋」なるものを渡って行ったのですが
そこから見る絶景に心を奪われ、まるで異国のリゾート地にでも来ているかのような錯覚に陥ったのでありました。
その絶景に癒されながら角島の奥へと車を進めて行きました。そこで若旦那は昼食をとるため島の小さな食堂に入りました。
そしてメニュー表を手に取り「例のもの」を探しました。
そう今度こそフランス料理ではなく、大好きな唐揚げ定食でもなく、地魚を使った料理を・・・。
そのメニュー表には刺身定食があり、それを食べる事にしました。その刺身定食は地魚を使っているかどうかを確認したうえで。
少しして刺身定食が運ばれてきました。見た目はごく普通のそれでしたが、一口食べたその瞬間、若旦那はショックを受けるのです。
今まで「旨い刺身を食べてきたつもり」だったのですが、これ程の鮮度の良さを感じたのは初めてでした。
それが大都会の有名な料亭ではなく、この小さな島の小さな食堂で・・・
この「地魚の刺身の旨さ」は10年以上たった今も若旦那の記憶に鮮明に残っている程に・・・

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